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顔面神経麻痺は脳梗塞と失明するかも?

3 日前
読了時間: 4分


顔面神経麻痺そのものが直接的に「脳梗塞」や「失明」を引き起こすケースは多くありませんが、「背景にある原因疾患」や「麻痺に伴う二次的な影響」によって、これらのリスクが生じることがあります。



それぞれのメカニズムや注意すべきポイントを詳しく解説します。



1. 脳梗塞との関連・リスク

顔面神経麻痺の多くは、耳の奥を通る末梢神経の炎症(ベル麻痺やハント症候群など)によって生じる末梢性顔面神経麻痺です。しかし、一部は脳の病気が原因となる中枢性顔面神経麻痺であり、ここに脳梗塞が深く関わっています。



① 脳梗塞が原因で顔面神経麻痺が起こる(中枢性麻痺)

脳幹(橋など)や大脳の運動野に脳梗塞が起きると、顔の筋肉へ指令を伝える神経伝達路が遮断され、顔面麻痺が現れます。



特徴: 額(おでこ)のシワ寄せができることが多く、口元を中心に麻痺が出やすい傾向があります。

伴う症状: 顔の麻痺だけでなく、手足のしびれ・力が入らない、滑舌障害(言葉が上手く出ない)、めまい、物が二重に見えるなどの症状を伴うことが一般的です。



② 水痘・帯状疱疹ウイルスによる血管炎リスク(VZV血管炎)

ハント症候群などの原因となる水痘・帯状疱疹ウイルス(VZV)は、神経だけでなく周囲の血管にも炎症(血管炎)を引き起こすことがあります。

ウイルスが頭部の血管に炎症を起こすと、血管が狭くなったり詰まりやすくなったりし、数週間〜数ヶ月後に脳梗塞を発症するリスクがわずかに高まることが研究で報告されています。



2. 失明(視力障害)のリスク

顔面神経麻痺自体が直接的に網膜や視神経を破壊することはありませんが、「まぶたが閉じなくなる(閉眼障害)」ことによって目が深刻なダメージを受けるリスクがあります。



① 兎眼(とがん)と角膜潰瘍

顔面神経はまぶたを閉じる筋肉(眼輪筋)を支配しています。麻痺が起きると、目を完全に閉じることができなくなる状態(兎眼)になります。

乾燥と炎症: 目が常に露出するため、涙が全体に行き渡らず乾燥し、角膜(黒目)が傷つきやすくなります。



角膜潰瘍・感染症: 傷から細菌やウイルスが感染して角膜潰瘍へ進行すると、角膜が白く濁ったり(角膜穿孔など)、最悪の場合は視力が著しく低下したり失明に至る危険性があります。



② 帯状疱疹による眼球直接の炎症(ハント症候群・三叉神経麻痺の重複など)

顔面神経麻痺の原因が帯状疱疹ウイルス(ハント症候群)である場合、同時に三叉神経(目の感覚を司る神経)にもウイルスが及ぶことがあります(帯状疱疹性角膜炎・ぶどう膜炎など)。

角膜の感覚が鈍くなると、傷がついても痛みを感じにくいため発見が遅れ、視力障害のリスクが高まります。



3. 注意すべき危険信号(レッドフラグ)

以下のような症状がある場合は、急を要する可能性があります。

すぐに救急を受診すべき症状(脳梗塞の疑い):

手足に力が入らない、またはしびれる

ろれつが回らない、言葉が出てこない

激しいめまいや立ちくらみがある

意識が遠のく

早急に眼科を受診すべき症状(角膜障害の疑い):

目がしっかり閉じない

目に強い痛みやゴロゴロ感がある

充血がひどく、目やにが多く出る

視界がかすむ、または見えにくい



4. 予防・対策

1. 早期の適切な診断:

耳鼻咽喉科や脳神経内科で「末梢性」か「中枢性(脳梗塞など)」かを鑑別してもらうことが最優先です。



2. 目の保護(眼科的ケア):

まぶたが閉じない場合は、人工涙液の点眼、眼軟膏の使用、夜間寝る際のアイパッチやテープ固定など、角膜の乾燥を防ぐケアを徹底します。

3. 基礎疾患の管理:

生活習慣病(高血圧、脂質異常症、糖尿病など)がある場合は、脳梗塞の予防のために日常的な管理が重要です。



しっかりとした鑑別診断と、初期からの適切な目・神経のケアを行うことで、重症化や合併症のリスクを大幅に減らすことができます。気になる症状がある場合は、自己判断せず速やかに医療機関(耳鼻咽喉科・脳神経内科・眼科)へご相談ください。



岡山県の倉敷市で首肩こりや顔面神経麻痺に専門で強い整体や鍼灸を提供している入江鍼灸整体院は倉敷駅から車で10分程度の位置にあり、国道2号線と水島臨海鉄道の付近なので倉敷市児島や岡山市南区、玉野市や早島町、倉敷市玉島や水島からも近くで通いやすいです。



ご予約は必ず事前にお願いします。








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このページは国家資格の鍼灸師(はり師、きゅう師)を取得して10年以上の施術歴がある入江鍼灸整体院の院長である入江昌賢が作成いたしました。

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