甲状腺やホルモンバランスは鍼灸で良くなるのか？｜自律神経失調症には岡山県倉敷市の入江鍼灸整体院｜広島・兵庫・香川

はり・きゅう院土曜日
4 日前
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更新日：3 日前

※以下、個人の意見です。

「甲状腺の肥大やホルモンバランスは鍼灸治療で良くなったり改善するのか？」と、言う様な質問を稀にいただく事があります。

結論から述べると、ホルモンバランスを整えると言われる説のあるツボや東洋医学的な考えは存在しますが、鍼灸治療で甲状腺やホルモンバランスが良くなったり改善する可能性は非常に低く、ありえません。

日本以外にも世界中には何でもかんでも鍼灸治療で改善すると思い込んでいる鍼灸師は存在します。

もちろん、鍼灸治療は様々な症状に対応できる特徴はありますが、甲状腺の肥大は腫瘍である可能性が高く、ホルモンバランスは加齢や脳の機能の影響を強く受けている為、針を刺したりお灸をして体調が良くなったとしても、甲状腺やホルモンバランスに変化がないケースがほぼ全てです。

なぜ、その様な改善するという説が罷り通っているのかは、私の推測ですが「そもそも更年期障害の影響でもなく、ホルモンバランスが崩れていない方が鍼灸治療で体調が良くなった事をホルモンが調整されたと思い込んだ。首の筋肉が緩んでるのを甲状腺が小さくなったと勘違いてしまった鍼灸師がいた。」のではないかと言う事です。

鍼灸治療における東洋医学とは西洋医学としても合理的であるべきだと私は考えます。そうしないと速やか病院への来院が必要な方の治療が遅れることに繋がってしまうからです。

現代日本では鍼灸師は国家資格であり、医療のモラルを高く維持する必要があります。甲状腺やホルモンバランスの異常を感じた場合は、お家からお近くの内科病院などへの速やかな相談が大切です。

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)、甲状腺がん、甲状腺機能低下症(橋本病)などは病院での早期発見や早期治療が大切だからです。

多くの方に、この様な事案が伝わって誤解をとくきっかけになれば日本の鍼灸治療のトラブル減少のきっかけになると思い、このブログを投稿しました。

入江鍼灸整体院は、あらゆる症状に対応いたします。腰痛や肩こりの根本改善はもちろん、自律神経失調症や首の痛みなどのご相談も受

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