top of page
phonto 188.jpg

岡山と倉敷 整体院や鍼灸院を開業して経営が失敗する原因 成功する為の方法

10月8日
読了時間: 6分

更新日:10月10日



岡山の倉敷にある整体院と鍼灸院を運営する業界歴10年以上の私が思う整体院や整骨院、鍼灸院の経営について思うことをまとめました。お力になれば幸いです。



※このブログは個人の感想です。この記事に書かれている事によって発生したトラブルや損害の一切の責任を私は負いません。全て自己責任でお願いいたします。






整体院(せいたいいん)について、どのようなところなのか、どのような不調に対応しているのかを分かりやすく解説します。

整体院とは?(基本の仕組み)

整体院とは、手技(主に手や指を使った施術)によって、筋肉の緊張やコリ、関節のバランスを整え、骨格や骨盤の歪み感、肩こりや腰痛などの体の不調を根本から改善することを目指す民間施設です。

国家資格の有無: 有名な話ですが整体師は「民間資格」であり、医師や柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師などのような国家資格がなくても開業・施術ができるのが特徴です(※そのため、施術者の技術や知識には個人の経験や所属する団体による差があります)。

保険の適用: 健康保険は使えず、自費診療(全額自己負担)となります。



鍼灸院(しんきゅういん / はりきゅういん)について、どのようなところなのか、どのような仕組みや効果があるのかを分かりやすく解説します。

1. 鍼灸院とは?(基本の仕組み)

鍼灸院とは、極細の「鍼(はり)」や、よもぎの葉から作られる「灸(きゅう)」を使って、ツボやコリのある部位を刺激し、人間が本来持っている自然治癒力を高めて不調を改善する施術施設です。

国家資格の有無: 施術を行う人は全員、国が認めた国家資格である「はり師」と「きゅう師」の資格を持っています(※整体院との大きな違いです)。

保険の適用: 基本的には自費診療(全額自己負担)がメインですが、神経痛やリウマチ、頸腕症候群などの特定の慢性疾患に限り、医師の同意書があれば健康保険が使える場合もあります。

2. 「鍼(はり)」と「灸(きゅう)」の特徴

① 鍼(はり)

どんなもの?: 髪の毛よりもさらに細いステンレス製の鍼を使用します。注射針のような「痛みを引くための太さ」ではないため、「チクッとする程度で想像より痛くない」「むしろ心地よい」と感じる人が多いです。

効果: 凝り固まった筋肉の深部に直接届き、血流を促進します。また、微小な刺激が体に伝わることで、痛みを和らげる物質が分泌され、神経の緊張を緩めます。

安全性: すべてディスポーザブル(使い捨て)の鍼を使用するため、感染症の心配はありません。

② 灸(きゅう)

どんなもの?: よもぎの葉の裏にある絨毛(じゅうもう)を精製した「もぐさ」を皮膚の上(または鍼の上)に置いて燃やし、温熱刺激を与えます。

効果: 体の深部までじんわりとした温かさが浸透し、冷えの改善や血行促進、免疫力の向上に効果的です。入江鍼灸整体院では行いませんが台座がついているため直接皮膚が熱くなりすぎない「台座灸」なども多く使われています。



整体院や鍼灸院の経営が失敗する原因


1.国家資格を取得せずに保健所の申請と許可なしに鍼灸をしている。

ありえないと思われる方もいるかも知れませんが、世界的にその国の国外の人間が経営する鍼灸院は無免許である可能性が高いです。日本でも日本人の鍼灸の知識が少しある柔道整復師や整体師が、ボランティアで行っているという話を私は聞いた事があります。

鍼とお灸は衛生管理や医療倫理が大切なので、鍼灸師の国家資格を取得せずにそれらを行うことは危険という認識で間違いないです。


国家資格がないのであれば整骨院や鍼灸院に勤めることはできないので下積みなしに整体院や鍼灸院を開業することになります。(※理学療法士や作業療法士は国家資格ですが医師の指示なしで腰痛などの痛みやしびれの緩和をする施術は行えません。ここでの国家資格とは、はり師、きゅう師、柔道整復師・あん摩マッサージ指圧師の四つの国家資格のことです。)



2.わざと鍼治療をズーンと響く様にしている。

これは論外です。かなり致命です。

鍼治療は針を刺すだけで筋肉が緩みます。ズーンと響く様にしても刺激量が増えるだけで結果的な筋肉の緩みは変わりません。

鍼灸はリラクゼーションの側面もありますが、ズキンとかズーンとか響いているのは「痛み」です。

そして、わざと響く針治療をしている鍼灸師はだんだん全ての鍼施術が痛くなっていきます。意図的に響く鍼治療はせずに痛みのほとんど無い鍼治療を行うようにしましょう。


こちらに解説動画を貼っておきます。



3.InstagramやX(旧 Twitter)などを全くしない。

宣伝活動も整体院や鍼灸院の大事な活動の一つです。SNSを運用して広告をする時代です。時代に合わせた広告活動ができなければ集客できずに経営が失敗してしまう可能性があります。



4.施術の料金が安い。

これは整体院や鍼灸院の経営の盲点なのですが、施術料金が安すぎるのも問題になる事があります。一生気づかずに整体院や鍼灸院を辞めていく人も多いのですが施術料金が安過ぎると整体師や鍼灸師の仕事が楽しくなくなります。

価格競争を行うとサービスの維持ができなくなり、値上げをしてしまう機会が増えて結果として患者さんの数が減ってしまいます。



5.骨盤の矯正や骨格矯正をしている。

医学的な根拠がないのが骨盤の歪みや骨格の歪みを手技で治せると広告する行為です。マッサージやカイロプラクティックでも骨は動きません。もし仮に手技のみで骨が動くのであれば剥離骨折や脱臼などの可能性があり危険行為です。

食事制限なしに痩せるわけはありません。「骨格矯正や骨盤矯正で痩せる。」といった広告と同じように景品表示法を違反した集客はダメです。

間違った医療の知識を提供し続けるデメリットを理解できてない、商売は上手くいくわけありません。




成功させる為の方法

何を定義して成功とするのかは難しいのですが、私が考える最低限必要なことを書いてみましまた。


1.医療倫理を守る。

安全に配慮する事が義務です。

しっかり整骨院や鍼灸院で下積み経験を積んでの開業が大切です。開業してから経験を積む事はできますが、専門学校の知識だけで下積み無しにそれをすると取り返しの付かない事故やトラブルが発生する可能性があります。


整骨院や鍼灸院でたくさんの症例を学ぶ事が大切です。様々な事が整体院や鍼灸院では起こります。内臓の病気の方も来院される可能性は高いです。経験無しに治療院の運営は無理です。



2.正確な医療の知識を身につける。

知識と経験が必要です。正しい知識は商品のクオリティを上げるので、医療の知識を学ぶ事で品質向上になります。





phonto 62.jpg
phonto 45_edited.png

このページは国家資格の鍼灸師(はり師、きゅう師)を取得して10年以上の施術歴がある入江鍼灸整体院の院長である入江昌賢が作成いたしました。

bottom of page